
北薩材プレカット事業協同組合
横架材、土台・大引き・梁桁・母屋など、木造住宅の横に使用する木材を加工する機械です。かつては大工さんが手加工で行っていました。5台の加工機で構成されており、木材の上下、左右、両端を一本一本の特性を把握したうえで加工します。製品には自動で番付を印字する機能も備えています。
登り梁や斜め材など、切削面を斜めに加工できる機械。このような特殊加工はロボットアームを使って加工します。ロボットアームが加工にあわせて最適な刃物を選び、持ち替えて加工します。
柱材、柱・小屋束などの縦に使用する材を加工する機械です。単体機ながら、柱材に対して精密にさまざまな加工を施すことが可能。また、金物工法に対応しているのも特長です。
羽柄材・筋違、屋根垂木・間柱などの屋根や壁の下地に使う材を、ロボットアームを使って加工します。ロボットアームはそれぞれの加工に合わせて最適な刃物を選んで持ち替え、必要な加工を施します。
床や屋根・壁の下地に使用される構造用合板、面材を加工します。現場での加工は高所の作業となりますが、前もって加工することでより安全に現場での作業が可能になり、施工効率も大幅にアップします。
MPD-11加工ユニット
材の生き生きとした曲線を活かすため、当社の加工機は全自動ではなくあえて半自動の専用機を特注し、使用しています。材の曲がり方は一本一本異なるため、コンピューターでは処理しきれない精密な設定は、熟練した職人が手作業で行っています。
切断面の面を削る加工を施す機械。同時に柱の四つの面を加工できます。材のむらを整えるほか、ケガや木材の欠損を防止するためにモルダーをかけます。